最終更新しました(2025.1.6.)。
今月は国際政治に大きな動きがみられた。韓国の尹大統領が、突然「非常戒厳」を宣布。すぐに解除され、弾劾へ動くかと思われたが、大統領側の抵抗が続く中、これを支持する動きも出てきている。一方、独仏で現政権が倒れた。背景にインフレでひっ迫する国民生活と極右の台頭がある。米国ではトランプ氏が着々と米国第一主義政策を進める体制を固めつつある。世界は混迷の中、戦後80年を迎える。
フォーラムおおさか掲載分
12月
1日 | 日本維新の会代表選投開票、吉村氏が当選 |
2日 | 日本維新の会、国会議員総会で前原誠司氏を共同代表に選出 |
3日 | 韓国・尹大統領、「反国家勢力」を撲滅するとして「非常戒厳」を宣布、国会は議員300人のうち190人が出席して解除要求決議を採決し、全員の賛成で可決、政府は4日早朝の閣議で戒厳令解除を決定 |
4日 | 韓国の最大野党「共に民主党」など野党6党、尹大統領の弾劾訴追案を国会に提出、「戒厳令は憲法違反」 |
大阪維新の会、党所属の永野耕平・岸和田市長について離党勧告処分を決定、説明なければ除名も、3日付の離党届受理せず | |
最高裁、部落解放同盟や同和地区出身者らが同和地区の地名リストをウェブサイトで公表した「示現舎」に対して起こした訴訟の上告棄却、ウェブ掲載は人格権侵害として同和地区名の削除を命じた高裁判決確定 | |
フランス国民議会、野党が提出したバルニエ内閣の不信任決議案を過半数の賛成で可決 | |
7日 | 韓国、尹大統領の弾劾廃案、与党が退席 |
8日 | 泉大津市長選挙告示、現職・新人2人が立候補、投開票は15日 |
韓国検察庁、尹大統領を内乱罪・職権乱用で捜索、金龍顕前国防相は身柄拘束 | |
シリア反体制派、アサド政権崩壊と宣言、アサド氏はロシアに亡命、ロシア当局認める | |
大阪維新の会、同党に所属する永野耕平岸和田市長を最終的に離党勧告処分、永野氏は除名でないことを理由に市長継続の意向表明 | |
10日 | 韓国、金龍顕前国防相を内乱容疑などで逮捕 |
ノーベル平和賞授賞式、日本被団協代表理事の田中煕巳さんが演説 | |
シリア、ムハンマド・バシル氏が暫定政権の首相に任命、北西部の反体制派支配地域を率いてきた人物 | |
11日 | 自・公両党と国民民主党、「年収103万円の壁」の見直しの実現に向けた合意文書交わす、国民は補正予算賛成へ |
12日 | 維新と与党、教育無償化の3党協議の枠組みの設置で口頭合意、維新は補正予算賛成へ |
補正予算案、衆議院本会議で自・公・維・国などの賛成多数で修正可決、立憲の修正案のうち予備費から1千億円を能登半島の復旧・復興予算に充てる修正案を自民党が提出し、立憲も賛成して可決 | |
13日 | 福岡高裁、同性婚訴訟で「違憲」判断、”幸福追求権を定めた13条に反する”との司法判断は初、高裁での「違憲」判断は全国3例目 |
仏のマクロン大統領、中道政党「民主運動」を率いるバイル元法相を新首相に任命 | |
14日 | 韓国国会、尹大統領に対する弾劾訴追案を可決、職務は停止され、当面の間、韓悳洙首相が権限を代行 |
15日 | 泉大津市長選挙投開票、無所属現職の南出賢一氏が三選 |
四条畷市長選挙告示、新人2人が立候補、投開票は22日 | |
16日 | 独下院、ショルツ首相信任案否決、2/23総選挙の見通し |
17日 | 今年度補正予算、参院通過し成立、約13.9兆円規模 |
衆院、政治改革関連法案可決、自・公・立など賛成、企業献金の禁止は先送り | |
大阪維新「都構想検討チーム」を発足、半年~1年かけて制度案まとめる | |
20日 | 岸和田市議会、永野市長の不信任決議案可決 |
22日 | 四条畷市長選挙投開票、無所属新人の銭谷翔氏が初当選 |
自民党大阪府連、会長に青山繁晴氏(参院比例)を選出 | |
23日 | 守口市議会本会議、瀬野健一市長(大維公認)に辞職勧告、補助金交付対象拡充の過程が不適切との百条委の報告受け、市長は辞職しない意向 |
ホンダと日産自動車、26年経営統合を発表、持ち株会社を設立し各社が傘下に入る形式を想定 | |
24日 | 永野岸和田市長、不信任決議受け市議会解散、これに伴う市議会議員選挙は来年1/26告示、2/2投開票 |
政治改革3法、参院通過し成立、政策活動費26年から廃止、企業団体献金は3月に結論持ち越し | |
公立学校教員の教職調整額(現行4%)、26年1月に5%、30年度までに10%に増額、文科・財務相合意 | |
27日 | 政府、2025年度予算案を閣議決定、一般会計の歳出総額は115兆5415億円、過去最大 |